3.3 JavaからVRMLをコントロールする。(2)JSAIについて

JSAI
(Java Script Authoring Interface)

 VRML2.0では、プログラムを取り込めるための「Scriptノード」と呼ばれる機能があり、これによってJavaの利用が可能になる。

 JSAIによって、VRMLの世界で発生したイベントをJavaプログラムから自由に制御することができる。

 下の図から、おそらくJavaプログラムからの矢印の方向だと思います。

 おそらく、ソニーのCommnuty Placeはこの方法を用いているのではないのかと思う。

 構成パッケージ

vrml, vrml.node, vrml.field

 JSAI(Java Script Authoring Interface)は、Javaワールドが、VRMLワールドにおいて、他のノードにイベントを送信し、新しいシーンのコンポーネントを構築することができ、そのシーンについての情報を調べることができる。

 Javaは他のノードからイベントを受け取ることができるということを実行してる。スクリプトノードはイベントとして他のノードに実行した結果を送ることができる。これは、Javaが1つのシーンにおいて、複雑な仕様を振り分けてることができるのである。

 この良い例としては、旗を振ったり、ボールが跳ねたりといった複雑な物理的操作をJavaがおこなうシーンである。

 残念なことに、CosoPlayerでは、この方法はまだ完全にサポートしていません。(というのは、JSAIを用いてできるプログラムとできないプログラムがあるから。)しかし、将来はサポートするであろう。

参考文献‐月間Java World3月号、5月号 瀬川健児著
Java+VRML ロジャー・リー著、松田晃一+宮下腱訳

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