第5章 EAIを用いたJavaプログラム
EAIについての説明は第3章で述べた。ここではJavaプログラムのソフトJDK1.1.6を用いて、VRMLとJavaを両方使用できる方法を説明する。
まずは、JDKでコンパイルするためにセッティングしなければならない。Cドライブ(NEC-9800はAドライブに)にautoexec.batファイルをメモ帳で開く。そして次のように設定する。
1 SET PATH=%PATH%;C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\COMMAND;C:\;C:\JDK1.1.6\BIN 2 SET CLASSPATH=c:\jdk1.1.6\lib\classes.zip; C:\Program Files\Netscape\Communicator\Program\Plugins\npcosmop21.jar; C:\Program Files\CosmoSoftware\CosmoPlayer\nscosmop21.jar; C:\Program Files\Netscape\Communicator\Program\java\classes;
NEC-9800シリーズではC:をA:に換えれば実行できる。実際には2行目のところはつなげて書いておかないとコンパイル失敗する可能性が高い。
1行目はJDKをコンパイルするために必要な設定。2行目はVRMLと連動するためのコンパイル。Javaのプログラムの中にimport文を設定するために必要である。これでVRMLと連動するJavaプログラムが使えるようになる。 Javaプログラムの細かい点について、実際の例を見てそのプログラムを説明してみる。なお、それぞれのhtmlにはwrl、classファイルが入っているので、それぞれのソースファイルも紹介する。
VRML内で表示した球が、外部のアプレットで色をかえることができます。
参考:Developer: External Authoring Interface
http://www.cosmosoftware.com/developer/eai.html
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