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JavaBeans

JavaBeansは、Javaによる汎用部品化(正確にはコンポーネントアーキテクチャーと呼ばれている。)を実現する考え方、作り方として急速に広まりつつあります。アプレットが目に見えて目立つ存在なのに比べ、JavaBeansは個々が小さな部品で、なんとなくつかみ所がないような難しいイメージがあります。

 JavaBeansに対応した開発環境では、ボタンやリストといった個々の部品はすべてJavaBeansになっています。JavaBeansは、3つの規定を作ることで外部とのインタフェースの規格を統一し、クラス間の接続性を高めたものと定義できます。この3つの規定は、プロパティ、イベント、メソッドです。プロパティーによって変数の設定/取り出し方法を規定し、イベントで各クラスから発生するイベントを規定し、メソッドで外部からの呼び出しを規定します。またクラスは、デフォルトのコンストラクタをもつことで、インスタンス化の互換性を保つ(どんなBeanでもパラメーターなしでインスタンス化できる)こと、及びシリヤライズ可能(直列化して、ファイルやネットワークに送ることができる)なこと、が規定されています。この規格に沿ったク ラスをBeanと呼びます。BeanはBeanInfoというこれらの定義だけを保持する特別なクラスを持ちます。Beanであれば、たとえソースコードがなくてもプロパティやイベント、メソッドを利用することができます。

  Beanであれば、他のどんなツールで開発したものでも利用できます。JavaBeansの利点は、車を組み立てることを例にとれば、これまでであれば規格の不統一のためにタイヤからボディまですべて自家製で組み立てなければならなかったことが、規格統一によって、気に入ったタイヤ、エンジン、ボディの各部品(Bean)を選ぶことで、簡単に車が組み立てられるようになる、というようなことです。


Javaのリソースを集めたサイトです。
http://java.developer.com/pages/Gamelan.javabean.general.html

Beanを販売している会社です。
http://www.roguewave.com

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