情報処理学会第78回全国大会

日程:2016年 3月10日(木)〜12日(土), 会場:慶応義塾大学矢上キャンバス(横浜市)

青山研究室の学生7名が発表し,次の2名が「学生奨励賞」を受賞しました.
・藤本 玲子 「データ駆動要求工学の提案とステークホルダ分析への適用評価」
・内海 太祐 「複数コンテキストドメインにまたがるLinked Dataを用いたコンテキストモデル構築方法の提案と評価」


2016年3月10日(木)〜12日(土)に慶応義塾大学にて開催された情報処理学会第78回全国大会で, 本学大学院理工学研究科
ソフトウェア工学専攻博士前期課程に在籍している藤本玲子さん,内海大祐君が,それぞれ,学生奨励賞を受賞しました.
情報処理学会全国大会は,情報処理分野におけるわが国最大の学会です.学生奨励賞は,学生を対象とする学生セッションで
最も優れた研究発表に対して授与されます.
藤本玲子さんは「データ駆動要求工学の提案とステークホルダ分析への適用評価」と題して発表しました.
本研究は,最近注目されているビッグデータ解析などの技術を発展させて, 情報システムに関与するステークホルダを開発データから
コンピュータを用いで分析する新しい方法を提案したものです. 提案方法を政府の公共サービス開発のデータへ適用し,提案方法の
有効性を示しています.産学官が連携した成果でもあります.
内海大祐君は「複数コンテキストドメインにまたがるLinked Dataを用いたコンテキストモデル構築方法の提案と評価」と題して発表しました.
本研究は,スマートフォンなどで,場所などに応じて適切な情報を提供するための技術を提案しています. 例えば,今いる場所の天気,
観光,イベントなどの異なる情報源からのデータを組み合わせる方法を提案し, 名古屋市における情報提供を例として提案方法の
有効性を示しています.

この他に次の発表を行いました.
・尾崎 愛 「共感に基づく非認知要求獲得方法の提案」
・豊田 丈晃「適応型ルールベースコンテキストモデル生成方法の提案と評価」
・濱野 真伍「ゲートウェイクラウドを用いたサービス指向IoT アーキテクチャの提案」
・松原 百映「安全性要求獲得方法の提案と評価」
・佐藤 賢「業務分析とデータ分析を統合した業務システムマイグレーション方法の提案と評価」


3月11日に発表したメンバ

3月12日に発表したメンバ

学生奨励賞を受賞した内海君

学生奨励賞を受賞した藤本さん

内海君の発表

藤本さんの発表

尾崎さんの発表

松原さんの発表

豊田君の発表

佐藤さんの発表(社会人のため一般セッションで発表)

4年生の濱野君の発表